長野放送
長野県の諏訪地域の飲食店で、伝統野菜「上野大根」を使った新たなそばのメニューの提供が始まりました。大根の辛味とみそのうま味を味わう一品です。
諏訪地域の飲食店9店舗で30日から提供が始まった「おしなそば」。冷たいそばの上には伝統野菜「上野大根」のおろしがたっぷり乗っています。
そこに添えられたのは、あぶったみそ。一緒にいただきます。
食べた人:
「おみその風味と大根が合いますね、さっぱりして」
諏訪地域伝統の「上野大根」。強い辛味と硬い歯ごたえが特徴で、昔から漬物に使われ愛されてきました。
「おしなそば」は諏訪商工会議所が地元を盛り上げようと考案した新しい名物です。名前は江戸時代に信濃を「おしな」と呼んだことにちなみます。
「上野大根」「諏訪地域のみそ」「信州そば」の3つを使って、それぞれの店ごとにメニューを提供します。
れすとらん割烹いずみ屋・宮坂友子さん:
「当店ではぶっかけスタイルになっていまして、薄めのたれで大根とみその調和したものが、そばとマッチする分量でご用意させていただいています」
地元の人:
「今までにない食べ方。上野大根は知っていたが、地元でもこうやって(おろしで)食べたことはなかった」
プロジェクトの資源開発部会・代田あゆみ部会長:
「諏訪の名物として、地元の方からも観光の方からも愛される商品に成長していきたい。頑張っていきたいなと思います」
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