新型コロナの影響で落ち込んだ旅行需要の早期回復と観光消費の喚起を図る経済対策。第3弾まで県民限定だったが、中部横断自動車道開通をにらんで神奈川県と山梨県、静岡県を加えた。第7弾からは、コロナ前は首都圏、県内に次いで来訪者が多かった愛知県を追加し、宿泊者数全体の底上げを図る狙いだ。
第7弾の割引金額は、予算(4400万円)の範囲内でより多くの人に利用してもらおうと、3000円から2000円に引き下げた。全国旅行支援「信州割SPECIAL」(12月27日まで)との併用が可能で、お宿割と合わせて最大7000円の割り引きが受けられる。
運営主体の諏訪湖温泉旅館組合は「これから寒い冬を迎えます。地元旅館の温泉で温まり、お部屋でゆっくりしていただければ。各旅館こだわりの料理と温泉浴場を知っていただく機会になれば」と利用を呼び掛けている。
同組合によると、昨年1月に始まったお宿割の利用者は延べ約11万1000人に上るという。[/MARKOVE]