畑に残っていた「ひょう」(26日)
25日も大気が不安定で長野県内では各地で「ひょう」が降りました。県によりますと、現段階で7500万円余りの農業被害が出ているということです。
25日夕方、各地で激しい雷雨となり「ひょう」も降りました。松本地域や大北地域などでは農業被害も出ています。
池田町の農業・矢口さんの畑には…
池田町の農家・矢口拓さん:
「でかいですね。こんなのに打たれれば…」
タマネギの葉やナスの葉に穴があく被害が出ました。出荷はできないということです。
池田町の農家・矢口拓さん:
「植えたばかりのは、みんなズタズタで…。びっくりしました。初めてなんで。こんなに降るとは思わなかったですね」
一方、こちらは今溝さんのリンゴ畑。まだ小さな実に傷がついてしまっています。
今溝さんは1ヘクタールの畑でリンゴを栽培していますが、全滅だと肩を落とします。
リンゴの生産者・今溝長丸さん:
「全滅だね、リンゴの収入はなくなっちゃう。ショックで妻が腰が抜けたって言ってる」
県によりますと25日のひょうで、現段階で生坂村や池田町などで7500万円余りの被害が出ています。
長野放送[/MARKOVE]