津具屋製菓のどら焼き
北京オリンピックでは、信州の和菓子も注目されました。カーリング女子代表のロコ・ソラーレの選手が「もぐもぐタイム」で食べたどら焼きで、人気が火が付きメーカーは大忙しです。
カーリング女子で日本勢初の銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。休憩時間にエネルギーを補給する「もぐもぐタイム」はすっかりおなじみです。
14日の中国戦でメンバーが食べていたおやつの一つが「どら焼き」で、インターネットで話題になりました。
そのどら焼きを作っているのは高森町の「津具屋製菓」です。
津具屋製菓・堀口節子部長:
「間違いなくうちのだと思いました。まさか北京まで行ってるとは夢にも思いませんでした。効果は絶大でございます」
焼き上がった生地にあんこが次々とのせられていききます。あんこは北海道産の小豆を自社工場で炊いたもので、直径6センチほどとサイズは小ぶりです。どこが気に入られたのでしょうか。
津具屋製菓・堀口節子部長:
「直径が6センチくらいで小さくなってるので、二口かそこらで召し上がられるので、ちょうどいいのかな」
現在、生産ラインはフル稼働中。1日5万個を作っています。「もぐもぐタイム」の効果で売れ行きが伸び、ここ一週間は普段の2倍の生産量です。
余りの人気ぶりに、先日、壬生照玄町長も視察しました。
高森町・壬生照玄町長:
「ふわふわな感じで中もそんなに甘くなさすぎず、生地のところにもちょっと甘さがあったりして美味しい」
全国のスーパーで購入できる他、インターネットでも販売されていますが、人気を受けて21日から県内4カ所の菓子店でも販売されています。
購入した人は…:
「おいしいです。皮が甘くて柔らかいもちもちしてる。長野県のものをカーリング女子の皆さんが食べていたので、家から近いし買ってみようかなと」
信州の企業が手掛ける和菓子に思わぬオリンピック効果が及んでいます。
長野放送[/MARKOVE]