資料 上田警察署
長野県上田市で60代の女性が電話でお金詐欺(特殊詐欺)の被害にあい、総額2100万円余りをだまし取られました。
警察によりますと、2022年11月下旬、上田市の60代女性に医療関係者を名のる男から電話があり「上田市に建てる老人ホームに松本市の方が入居を希望している。入居できるのは上田市内の方に限られる。名前だ貸してもられないか」などと言われました。
女性が了承したところ、今度は不動産会社社員を名のる男から「名義貸しのような違反をされると一カ月後の募集に支障が出る。損害を補償してもらう必要がある。裁判になる」などと言われ、さらに、医療関係者を名のる男から「裁判費用は裁判が終わってから戻るので一旦負担してください」などと言われたということです。
女性は自宅に来た不動産会社社員を名のる男に2023年3月中旬までの間に、複数回にわたり、現金合計2145万円を手渡しました。
その後、連絡が取れなくなり、被害に気付き、警察に相談したということです。
警察は、女性に詳しい話を聞くなどして、捜査しています。
また、警察は、ナンバーディスプレイや留守番電話を活用する、訴訟になると言われたり、お金に関する不審な電話があったら警察に相談するなど被害防止を呼びかけています。
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