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資料:北陸新幹線
5日、長野県内を走行中の北陸新幹線の車両内で非常通報装置ボタンを押して線路上に非常停止させたとして、35歳の男が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、住所・職業ともに不詳の男(35)です。
警察やJR東日本によりますと、男は5日午前11時6分長野駅発の「はくたか557号」のグランクラス車両に乗車し、飯山駅との間を走行中の11時13分頃、車内の非常通報装置ボタンを押して線路上に12分間、停止させた疑いです。
当時、グランクラス車両にいたのは男1人で、酒に酔っていたとみられ、車掌が駆け付けた時には、大声をあげていたということです。乗車券は持っていませんでした。
男は本来、停車しない飯山駅で降ろされました。警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
この影響で「はくたか557号」は最大29分の遅れが生じ、乗客約350人に影響が出ました。
JR東日本は容疑者に賠償請求するかは「検討中」としています。
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