長野市少年科学センター(3月31日)
施設の改修のため長野市の少年科学センターは31日で閉館しました。市民に親しまれ36年。最終日の31日は、別れを惜しむファンでにぎわいました。
ハンドルを回すとロボットが回転。大きなシャボン玉の中にも入れます。
城山公園にある「長野市少年科学センター」は31日で閉館。最終日、多くの家族連れでにぎわいました。
長野市から:
「最後だからここに来ました」
「(これまで)11回、12回とか結構たくさん来ました。今まで楽しかった思い出の場所なので、とても悲しいです」
センターがオープンしたのは1985年。自然科学や科学技術に触れてもらおうと、体験型の展示物を揃え子どもたちに親しまれてきました。
しかし、老朽化のため施設を改修し、2年後に屋内遊具を中心とした「ながのこども館」として生まれ変わります。36年間、多くの市民がここで遊び、学んできました。
松本市から:
「すごく寂しくて、本当は残っていてほしいなという気持ちでいっぱい。ヘリコプターが置いてあって、あれに乗って操縦しているのが子どもの頃は楽しかった」
子ども:
「これ書いた」
感謝のメッセージも…
子ども:
「(何を書いた?)『いつもありがとうございました』って書きました」
そして、いよいよ閉館の時間。
長野市少年化学センター・北沢正晃館長:
「2年後ですけど、またみんな笑顔で楽しみに遊びに来てください。長い間、ご来館いただきまして皆さま、ありがとうございました」
惜しまれつつ、36年の歴史に幕を下ろしました。
長野放送[/MARKOVE]