ラーメン店と酒蔵がコラボして提供しているラーメン
酒の消費が落ち込む中、長野県佐久地域のラーメン店が酒蔵を応援しようと、4月から日本酒を使ったラーメンを提供。想定を超える人気となっています。
佐久市のラーメン店。今、人気となっているのが…
客:
「酒造店のコラボラーメンをいただきました」
佐久地域の13のラーメン店と13の酒蔵がコラボした日本酒ラーメンです。
この店では塩だれにうま味成分の多い日本酒を加えることで、「ふくよかな味」に仕上げています。(しおの花 純吟塩ラーメン880円)
客:
「すごくおいしい。日本酒とラーメンがこんなに合うんだなと」
ラーメン好きの柳田佐久市長も…
佐久市・柳田清二市長:
「ラーメン店も酒蔵も厳しい。知恵を使って克服していこうと」
麺匠 佐蔵・金子祐一さん:
「おかげさまで好評。酒蔵の応援という気持ちで始めたが、役に立てればありがたい」
県内でも酒蔵が多い佐久地域。長引くコロナ禍で、日本酒の消費量が落ち込み苦境が続いています。
そこでラーメン店が酒蔵を支援しようと、コラボラーメンを企画。4月13日から提供が始まりました。
4店で食べた先着200人に「アルクマ」のオリジナルピンバッジを用意しましたが、想定を超える人気で5月3日に完売。その後、200個を増産しましたが、それもすでに100個になったということです。
こちらの店はスープに酒粕を入れたラーメンを提供。(背脂酒粕らーめん 950円)
やはり人気だということです。
麺匠 文蔵 総本店・高見沢順次店長:
「画期的な企画。ラーメン店も酒造も盛り上がっていく」
店側は市民にも「応援」の動きが広がっていると感じています。コラボラーメンの提供は6月12日まで続きます。
長野放送[/MARKOVE]