モモ畑(長野市川中島町 3月23日)
春先、モモの「凍霜害」を防ごうと、高校生が作った「くん製器」で実証実験が始まりました。
長野市川中島町のモモ畑でもくもくとあがる白い煙。畑に置かれたのは長野工業高校の生徒が作った「くん製器」です。
もみ殻を焚いた煙で温かい空気の層を作り、花や枝に霜がつく「凍霜害」を防ぐ狙いです。
長野工業・宮下倖盛さん(3年):
「困っている農家さんたくさんいると思う。活用できるものを作れて誇りに思う」
生徒たちは地域貢献の活動の中で地元の農家に悩みを聞き、自分たちで溶接などをしてくん製器を改良しました。
実験は来月まで行い、実用化を目指します。
長野放送[/MARKOVE]