長野放送
高校生が考案したスイーツです。台風災害の被災地を支援するとともに、若い世代にもっとリンゴを食べてもらいたいと、長野商業高校の生徒が地域の菓子店と協力して作りました。
可愛いらしいカップケーキや和菓子。どれも長野市の長野商業高校の生徒が考案した「りんごのスイーツ」です。
スイーツは6種類。いずれも生徒と地元の菓子店がコラボレーションしました。
生徒:
「私たちの願いは地域の人が元気になってほしい。それだけです」
きっかけは、2019年の台風19号で被災したリンゴ農家を支援したいという思い。県の協力も得て、長野市と須坂市の6つの菓子店と協力して試作を重ねてきました。長沼地区の農家で、リンゴについて研修も受けました。
「ういろう」は、長野市の老舗菓子店とのコラボです。
生徒:
「(リンゴがういろうに)寄り添ってるみたいにシャキッとした食感が生かせたと思います」
「世界に一つだけなので、みんなにも食べてもらいたいです」
(記者リポート)
「甘酸っぱいリンゴが、このういろうの生地ともよく合っています」
旬彩果たむら・田村洋さん:
「いい意味で真剣だったので、負けてられないなと。どこに出しても恥ずかしくないお菓子」
乾燥リンゴとチョコレート、クッキーを混ぜ合わせたお菓子は、木から落ちて出荷できなくなったリンゴを使いました。
生徒:
「ちょっと傷ついても食べられるし、おいしいのにもったいないし、みんなに食べてもらえるのはうれしい」
(記者リポート)
「チョコレートの甘みが最初にふわっと口の中に広がるんですが、かんでいくうちにリンゴの酸味が広がります」
このほか、ブッセや大福もあります。今月13日から1カ月間、各店の店頭でも販売されるということです。
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