大町市のパブリックビューイングの会場(30日)
東京五輪バドミントン女子シングルスの準々決勝に進んだ奥原希望選手を応援しようと、地元・長野県大町市ではパブリックビューイングが開かれました。
会場には父親・圭永さん、母親・秀子さんも駆けつけ、約50人が奥原選手のプレーを見守りました。
奥原選手は最初のゲームを取りましたが、2ゲーム目は相手の角度のあるショットに苦しめられ、落としました。
そして臨んだ第3ゲーム。奥原選手は気持ちを切り替え、積極的に攻めましたが、後半に逆転を許し、準々決勝で無念の敗退となりました。
敗退が決まった瞬間、うつむく人の姿もある中、父親の圭永さんは応援に感謝し、何度も頭を下げていました。
父・圭永さん:
「本当に多くの人に支えていただいた。恩返しできれば一番良かったが。こういう舞台で精一杯、プレーができた。そういう娘を見ることができたのは親としては幸せ。娘に感謝したい」
母・秀子さん:
「コロナ禍で1年延期、無観客。厳しい条件の中、よくここまでやったと思います」
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