東京パラリンピック・ボッチャ・金メダリスト・杉村英孝選手
金メダリストの技を披露です。先日、長野県東御市で開かれたボッチャの体験会に、東京パラリンピック金メダリストの杉村英孝選手が登場、参加者と交流しました。
「ジャックボール」と呼ばれる白い球をめがけてボールを投げ合うボッチャ。パラリンピックの正式競技で、障害のあるなしに関わらず楽しめるとして人気です。
先日、東御市で体験会が開かれました。この日、ゲストとして招かれたのが東京パラ個人で金メダルを獲得した杉村英孝選手です。
東京パラリンピック・ボッチャ・金メダリスト・杉村英孝選手:
「何事でも負けるのが嫌い、負けず嫌いという性格があって、そういったところがずっと続けてこられている原動力かなと」
トークショーの後、金メダリストの技も披露しました。相手のボールをはじきながら、自分のボールをいかにジャックボールに近づけられるかが鍵です。
ボッチャ・金メダリスト・杉村英孝選手:
「ヒット(ぶつける)のフォームとアプローチ(近づける)のフォームは、力加減が変わる。その切り替えが大事」
県のボッチャ協会に所属する選手とも勝負。赤いボールが杉村選手、青いボールが県協会の選手です。
6球ずつを投げ合い、結果はなんと6対0。金メダリストの実力を見せつけました。
参加者:
「金メダリストのプレーはすごいですね。普通に楽しめるスポーツなので、もっと東御市の中で広がれば」
ボッチャ・金メダリスト・杉村英孝選手:
「皆さんが楽しそうにボッチャをやっている姿を見てうれしかった。基礎の積み重ねが試合中に生かされるので、そういうものを大事にすることを感じてもらえれば」
障害のあるなしに関わらず楽しめるボッチャ。金メダリストの実力を目の当たりにし、参加者も楽しさや奥深さを感じたようです。
長野放送[/MARKOVE]