長野放送
長野市西部や小川村のいわゆる「西山地域」で作られる「西山大豆」を使ったドーナツの販売が道の駅で始まりました。すでに1日100個以上売れる人気ぶりです。
(記者リポート)
「こちらに並んでいるのが道の駅の期待の新商品です。ドーナツには地元の特産品が使われています」
長野市の道の駅・信州新町で1月から販売している焼きドーナツ。味の決め手となっているのが「西山大豆」です。
道の駅 信州新町・高山隼さん:
「気軽に手に取ってもらいやすい、『洋のおやつ』感覚のものを準備できたらと」
「西山大豆」は信州新町を含む長野市西部や小川村のいわゆる「西山地域」の特産品。地域では長年、豆腐やみそにして親しまれています。
しかし、道の駅では「発信不足」を感じていました。
道の駅 信州新町・高山隼さん:
「西山大豆の加工品はすごく少なくて、(ドーナツで)さらに認知度向上につながれば。老若男女問わず手に取っていただける形になれば、一番素晴らしいのかなと」
世代を問わず親しまれるよう、地元の菓子店「松崎屋製菓舗」と協力してドーナツを開発。生地に西山大豆の粉とみそを混ぜ合わせています。
(記者リポート)
「しっとり感と優しい甘さ、みその香ばしさもあります。西山大豆を存分に味わえます」
販売開始から1カ月余り、すでに多い日で1日100個以上が売れる人気ぶりです。
上田市から:
「この地元の大豆だからね、食べてみようと、どんな味か。甘いのが好きなので、うれしいですね」
地元客:
「こっちは『みそ文化』なんで、みそ味というのはうれしい。いろいろな産業を新しく開発して、アピールしてもらえると地元としてもありがたい」
当面は、通常より20円安い180円のお試し価格を続ける予定で気軽に食べて親しんでとPRしています。
道の駅 信州新町・高山隼さん:
「これをきっかけに、西山大豆・地域の特産品を知っていただくのと合わせて、ここ(道の駅)にしかない商品というところで、にぎわいが創出できて、地域がいきいきしてくれれば」
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