今季の営業が始まった霧ケ峰スキー場でリフトに乗り、ゲレンデに繰り出す来場者
長野県諏訪市郊外の市営霧ケ峰スキー場は24日、今季の営業を開始した。1日からスノーマシンで確保した積雪に加え、3~4回まとまった天然雪が降り、ゲレンデコンディションはまずまず。多くのスキーヤーやスノーボーダー、家族連れが訪れ、待ちわびていた初滑りを楽しんだ。
今季は第2リフトと、子どもがそりなどで遊べる「キッズパーク」内の動く歩道を稼働させる。同スキー場によるとオープン時の積雪は約30センチで、雪質はパウダースノーだった。
ゲレンデの気温はスキー場の温度計で午前9時に氷点下3度を観測。雪が舞う中でのオープンとなったが、訪れた人たちは雪の感触を確かめ、本格的なウインタースポーツのシーズン入りを喜んでいた。同市豊田小学校5年の児童(11)は「ふかふかの雪で楽しかった。今季は大会でいい成績を取りたい」と話していた。
オープンに先立ちセレモニーを開いた。金子ゆかり市長は「70年以上、歴史のあるスキー場。今季も多くの皆さんに楽しんでほしい」と話していた。
リフトの運行時間は午前8時30分~午後4時30分。営業期間は来年3月まで。問い合わせは市観光課(電話0266・52・4141)へ。
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