見頃を迎えた蓼科湖畔の紅葉
長野県茅野市郊外の蓼科湖で紅葉が見頃を迎えている。観光客らが湖を1周する約1キロの遊歩道を歩き、秋の蓼科高原を満喫している。
秋晴れとなった21日も湖畔では、多くの人々が穏やかな笑みを浮かべながら行き来していた。湖面に映った紅葉や遠くの山々を眺めたり、テントを張ってアウトドアを楽しんだりする人の姿があった。道の駅「ビーナスライン蓼科湖」の駐車場から対岸のエリアには真っ赤に色づいたカエデの葉が遊歩道を覆うように連なっており、立ち止まって木々を見上げる人もいた。
蓼科観光協会によると、今年の紅葉は例年よりも少し早めで先週ごろから見頃を迎えたそうで「今月いっぱいは楽しめる」と話す。11月初旬ごろまで夜間のライトアップを行っており、光に照らされ、水面に映る紅葉も見どころという。
家族3人で訪れていた荻原真由美さん(64)=上田市=は「紅葉と湖と山々の色合いが美しい。いい天気に恵まれ、歩いていて気持ちよく、来て良かった」と話していた。
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