「諏訪神仏プロジェクト」に合わせて作製した御朱印=岡谷市の照光寺
諏訪神社(現・諏訪大社)とともにあった神宮寺ゆかりの仏像などを所蔵する寺院などが一斉公開する「諏訪神仏プロジェクト」に合わせ、同プロジェクトに参加する寺院の僧侶有志がオリジナルの御朱印を作製した。参拝した証として記念にしてもらうとともに、集めながら寺巡りを楽しんでもらいたい-と企画。10寺で頒布している。
寺を巡るきっかけづくりをしようと、僧侶有志が作った。照光寺、平福寺(岡谷市)、慈雲寺(下諏訪町)、温泉寺、高國寺、仏法紹隆寺、法華寺(諏訪市)、真徳寺、長円寺(茅野市)、高榮寺(富士見町)で頒布している。
A5サイズ。諏訪信仰を象徴する「梶の葉」を諏訪湖に浮かべたデザインで、切り絵と透かし絵を施した。色は仏教で用いられる白、黄、青、赤、緑の5色。右側に「諏訪法性上下大明神」の文字が入り、左側は公開している神仏名やはんこなど寺ごとに異なる。
照光寺僧侶の宮坂宥憲さんは「この機会に諏訪の歴史や文化を知ってもらい、地元への愛着や誇りを持ってもらいたい。御朱印はそのきっかけになれば」と話している。このほか、同プロジェクトに合わせて、参加する全寺社がはんこを作製。オリジナルの御朱印や各寺社が頒布する御朱印に押す。
オリジナルの御朱印は1枚1000円で頒布する。11月27日まで。問い合わせは各寺社へ。
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