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認知症が進む19歳愛犬 幸せ願い“老犬ホーム”に 介護、看取り…最期の時間に寄り添うスタッフ 散歩も好きなだけ、悩んだ夜鳴きも減った(NBS長野放送) – 長野県地域ニュース

認知症が進む19歳愛犬 幸せ願い“老犬ホーム”に 介護、看取り…最期の時間に寄り添うスタッフ 散歩も好きなだけ、悩んだ夜鳴きも減った(NBS長野放送)

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19歳の柴犬「ティム」
ペットの長寿化で、現在、犬の平均寿命は14歳~15歳といわれています。それに伴い、ニーズが増しているとされるのが犬の介護、看取りを行う「老犬ホーム」です。

【動画で見る】認知症が進む19歳愛犬 幸せ願い“老犬ホーム”に 散歩も好きなだけ、悩んだ夜鳴きも減った

犬の平均寿命は14歳~15歳といわれている
2022年、長野県安曇野市にオープンした老犬ホームは県外からも受け入れています。施設を訪ねると、「愛犬の幸せ」を願う飼い主と寄り添うスタッフの姿がありました。

■19歳の愛犬をホームに預ける

愛犬をホームに預ける佐藤江利子さん
新潟県の糸魚川市に住む佐藤江利子さん。月に1度、車で2時間かけて安曇野市に通っています。

愛犬をホームに預ける佐藤江利子さん:
「もう雪の降る時から来てるから、だんだん歩けなくなる、やせてくる。(会えるのは)うれしいけど、複雑」

いつも通りの食欲で飼い主もほっとする
佐藤さんの愛犬、19歳の柴犬「ティム」です。

老犬ホーム、「ドッグステイハウス Dog’s」。「ティム」は2022年12月から預けられていて佐藤さんは、毎月、会いに来ています。

佐藤江利子さん:
「おはようございます。ティムちゃん」

ちょうど食事中。いつも通りの食欲で佐藤さんをホッとさせます。

佐藤江利子さん:
「食べられた?よかったね」

■介護…追い詰められていく飼い主

ドッグステイハウス Dog’s(長野県安曇野市)
1年前にオープンした施設。元教員の宮脇史さんが、退職金をつぎ込んで開業しました。きっかけは保護ボランティアの経験です。

ドッグステイハウス Dog’s・宮脇史オーナー(2022年5月):
「捨てられて(保護)施設に来る犬が多かった。『もう世話ができない』介護が必要な愛犬を、手放す飼い主が多いことが悲しかった」

冷たいケージで最期を迎える犬たち。

ドッグステイハウス Dog’s・宮脇史オーナー
宮脇さんは心を痛める一方、介護などで追い詰められていく飼い主にも思いをはせます。

ドッグステイハウス Dog’s・宮脇史オーナー(2022年5月):
「(飼い主が)追いつめられたときに、衝動的になってしまう気持ちもわかる。心も時間も余裕ができるような、それが犬を救うことにもつながる」

■夜鳴き、認知症進む

佐藤さんとティムは18年ともに暮らしてきた 提供:佐藤さん
佐藤さんと「ティム」は18年ともに暮らしてきました。

佐藤江利子さん:
「(思い出は)旅行、キャンプ、バーベキュー、海、川、ボート。実の子と同じ」

10年前、夫が他界。乗り越えることができたのも、「ティム」がいたからです。
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[紹介元] NBS長野放送 – Yahoo!ニュース 認知症が進む19歳愛犬 幸せ願い“老犬ホーム”に 介護、看取り…最期の時間に寄り添うスタッフ 散歩も好きなだけ、悩んだ夜鳴きも減った(NBS長野放送)

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