サウナの「多様化」が進む
人気のサウナです。ブームが続く中、信州は今や「サウナ王国」とも言える盛り上がりを見せています。軽トラに載せた移動式や従業員の福利厚生に取り入れたケースなど、その「多様化」に迫りました。
【動画で見る】信州はサウナ王国!?…いろいろな楽しみ方
■ サウナがブーム 信州は人口当たりの施設数「全国2位」
サウナストーンに水をかけ…
「では、いきまーす!」
サウナストーンに水をかけ、大きなうちわであおぎます。
客:
「熱い!熱いです」
大きなうちわであおぐ!
長野市妻科の天然温泉「うるおい館」。ぬめりのある泉質が幅広い世代に人気の温泉施設です。元々サウナはありましたが、空前のブームで若者を中心に「サウナー」(サウナ愛好家)が増加。そこでストーンに水をかけ蒸気で室温を急上昇させる「ロウリュ」のサービスをスタートさせました。
「ロウリュ」のサービスをスタート(長野市・裾花峽天然温泉宿うるおい館)
裾花峽天然温泉宿うるおい館・荻野洋介副支配人:
「サウナがはやってきているというのもありましたし、当社の若者からお声をいただきまして『よし、やろう』という感じで始めた」
土日祝日は、うちわを持った「うるおい泉隊」が出動。熱波を送ります。
客:
「これいいわ。今、急に汗出てきた。あー、よかった。きょう、ビールうまいぞこれ」
「気持ちがリフレッシュ、すごく気持ちいい」
裾花峽天然温泉宿うるおい館・荻野洋介副支配人:
「若い方に来ていただければ。サウナで熱い思いをしていただいて、そのあと水風呂とか露天風呂に行って、いわゆる『ととのう』感じを体感していただきたい」
■ アウトドアサウナ
サウナ施設数
大手サウナ検索サイトによりますと、信州はサウナ施設数で全国5位、人口当たりでは2位と「サウナ王国」と言っても過言ではありません。
特にサウナ小屋で汗をかき、豊かな自然の中で外気浴をする「アウトドアサウナ」が盛んで「聖地」と化している施設もあります。
長野県小谷村
小谷村で今年7月にオープンした「アイノアサウナ」もそうした施設の一つ。比較的低温の「フィンランド式」で、じっくり温まったら水風呂へ。そのあとの外気浴は…。
アイノアサウナ・国本賢さん:
「こちらの空中ハンモックで」
外気浴は空中ハンモックで…
NBS・重盛赳男アナウンサー:
「空中ハンモックですか?おっ、お~ゆれるゆれる!浮いているみたいですね。浮遊感の中での外気浴、一般的なものとは違った解放感、爽快感がありますね」
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