世界アルツハイマーデーにちなみライトアップされた高遠ダム
長野県伊那市高遠町にある高遠ダムがオレンジ色にライトアップされ、温かみのある光が周囲を照らし出している。世界アルツハイマーデー(21日)に協力した取り組みで、正しい理解を促す一助とする。26日まで。
世界アルツハイマーデーは認知症の啓発を呼び掛ける日。国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同で推進し、患者や家族に希望をもたらすことを目指す。オレンジ色は認知症啓発のシンボルカラーとされる。
高遠ダムのライトアップは昨年から実施。三つのゲートそれぞれにオレンジ色のライトを当てて演出している。点灯は午後6時半~同10時。
ダムを管理する県企業局南信発電管理事務所高遠ダム管理所の担当者は「認知症を正しく知って理解を深めてもらうことで、偏見なく誰もが仲良く暮らせることにつながってほしい」としている。
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