焼岳の噴火に備えた国の緊急対策 1日
噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」に引き上げられた北アルプス焼岳。噴火に備え国土交通省が緊急対策を行っています。
国土交通省によりますと、焼岳が噴火した場合、上堀沢で土石流が発生し、近くの県道や歩道などが埋没するなどの恐れがあるということです。
このため長さ約50メートル、高さ約2メートルの土の堤防を整備する方針で、工事は2日までに終える予定です。
なお、焼岳では、1日は火山性地震は観測されていませんが、気象庁は火山活動が高まっているとし、火口から概ね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があるとしています。
長野放送[/MARKOVE]