長野放送
長野県高森町にある「空手道 禅道会」の道場で稽古に励むイゴール・ユカリチュクさん。禅道会のウクライナ支部長です。
志願兵としてロシアとの戦闘に従事した後、負傷して除隊し、弟のイワンさんとともに4月に道場のつてで高森町に避難して来ました。
ロシアとの戦いが始まってから1年余りの間は稽古も満足に出来なかったということで29日は久しぶりに道着を着て汗を流しました。
イゴール・ユカリチュクさん:
「このような稽古の機会が持てたのは本当に嬉しいです。ぜひ空手の大会にも出てみたいです」
滞在期間は未定ですが、将来は母国に戦闘で傷ついた兵士らのリハビリセンターを作るのが目標で、必要な知識を日本で学びたいということです。
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