火災現場(9月6日 長野市)
6日午後、長野市の住宅から出火し、台風11号に伴う強風にあおられて延焼しました。消防車18台が出て消火にあたりましたが、住宅など13棟が焼け9棟が全焼したということです。
激しく噴き出す炎と煙が風にあおられて周りへと広がります。燃えているのは、長野市上野の住宅。
午後3時ごろ、近所の住民から「煙と炎が出ている」と通報がありました。
火は台風11号に伴う強い南風にあおられ北側の住宅へと燃え広がりました。
消防車18台が出て消火にあたりましたが、住宅など13棟が焼け、このうち9棟が全焼したということです。
6日、長野市は正午過ぎに最大瞬間風速15.2メートルを観測するなど、風の強い状態が続いていました。
近所の住民:
「(火元の家の)玄関の下あたりから炎が噴き出していた」
「風が強くてすぐに広がった、怖いです」
こちらの男性は火が自宅に燃え移り全焼。
自宅が全焼した住人:
「そんなに距離が近いわけではないので類焼することはないと思っていた。(この先は)まだ考えがつかないのでこれからどうしようかなと…」
消防によりますと、これまでのところ、逃げ遅れたり、けがをしたりした住民はいないということです。
出火から約4時間後の午後7時前、鎮火しました。警察や消防などが詳しい出火原因などを調べています。
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