沢村児童センター（長野県松本市）
第7波の中で迎えた夏休み、子どもの感染も目立つ中、長野県松本市の児童センターはできる限りの感染対策をしながら受け入れを続けています。子どもや保護者の仕事など日常を守りたいと苦心しています。
「おはようございます」
26日朝8時過ぎ、松本市の沢村児童センターに子どもたちがやってきました。
まずは検温。そして消毒。いつもの光景です。
保護者：
「感染広がってるのが心配なんですけど、学校が休みになってもこうやって預かってくれるところがあるので助かっています」
児童：
「（気を付けているのは）消毒、あと3密（を避ける）、あまり大声は出さないようにする」
センターでは夏休み中もおよそ60人が利用。26日は休み前に感染者が確認されたクラスの児童が利用を控えたため、40人ほどと少なめでした。
保護者：
「（センターの）先生たちの方が、私たちよりもすごく慎重にやってくださっているので先生たちに感謝ですね。（センターが）ないと私たちも仕事に行けないので」
まずは宿題などをする時間。子どもが密集しないよう気を配り、エアコンは付けていても窓は常に開けて換気しています。
児童：
「（気を付けているのは）ソーシャルディスタンス。元気に楽しく過ごしたいです」
「マスクをしたりしてる。人がいるところには、そんなに行かない」
子どもの感染がおよそ3割を占める第7波。センターもこれまでの感染対策を徹底し警戒を強めています。
沢村児童センター・由井三佐子館長：
「休館になると大勢の保護者が困っちゃうと思うんですよね。（仕事に）安心して出かけられるというのも大きな役割になっていますので」
宿題などが終わった後は屋外の畑で野菜を収穫しました。そして…
再びセンターに戻ってドッジボール。人数を区切って、20分交代です。この時間は思い切り体を動かします。
沢村児童センター・由井三佐子館長：
「子どもは（お互い）そばに寄って遊ぶのが仕事なので、子どもの欲求は排除しながら、同じ遊びでもなるべくたくさん量をそろえておいて、密にならないよう努力はしていますけど、子どものことですから難しいですね」
お弁当の時間は黙食でできる限りの対策を徹底していく…。気の抜けない日々が続きそうです。
長野放送[/MARKOVE]
