学校の温泉浴場でゆず湯を楽しむ児童たち=城南小学校
22日は1年のうち昼の時間が最も短い「冬至」。ゆず湯に漬かると風邪を引かないとされる。長野県諏訪市城南小学校にある温泉浴場では21日、ゆず湯がお目見え。1年2部の児童28人が体を温め、爽やかな香りを楽しんだ。
1950年に全国の小学校で初めて温泉浴場が造られた同校。2年前から千葉県の農家との交流でユズが贈られるようになり、この時期の入浴に活用していたが今回は間に合わなかったため、急きょ小ぶりのユズで代用。約30個を湯船に浮かべると、子どもたちの笑顔が広がった。
黄色い実を鼻に近づけた児童(7)は「いい香りがして気持ちがいい。元気でいられそう」と話した。
長野地方気象台によると、21日の諏訪地方はおおむね晴れ、日中の最低気温は諏訪で氷点下6.5度まで下がり、平年より冷え込んだ。22日は次第に冬型の気圧配置となり、おおむね晴れて明け方まで雨か雪になると予想している。
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