天竜舟下り 資料
長野県飯田市の信南交通が「天竜舟下り」の事業から撤退する方向で新たな引き受け先を探していることが分かりました。11日午前、中島一夫社長が会見で明らかにしました。
信南交通は新型コロナの影響で主力の高速バスなどバス事業の売り上げが以前の3割に減少。
「天竜舟下り」の利用者は2011年の7万人近くから2021年は1万8000人に減少し赤字が続いていてバスの維持を優先したいということです。
信南交通・中島一夫社長:
「バス事業者として今、大変、経営は危機にあります。この事業(舟下り)に対してお金をつぎ込むことはもう不可能であると」
3月末までに舟下り事業の買い手が見つからなければ廃止もやむを得ないとしています。
長野放送[/MARKOVE]