資料 北アルプス常念岳付近
北アルプス常念岳から蝶ヶ岳に向かう登山道で遭難した埼玉県の70代女性について、県警ヘリが28日朝、発見し救助しました。けがはない模様です。
県警ヘリと安曇野警察署山岳遭難救助隊員などは28日早朝から埼玉県鶴ヶ島市の70代女性の捜索に向かい、県警ヘリが午前5時40分ころ発見、救助して松本市内の病院に収容しました。女性は疲労しているものの、けがはない模様です。
警察によりますと、27日午後4時過ぎ、山小屋から「宿泊予定の登山者が到着しない」と警察に情報提供がありました。警察が女性の携帯電話にかけたところ、「疲れて歩けない」と話し、救助の要請がありました。
女性は26日、単独で入山し、27日、常念岳を経由して蝶ヶ岳に向けて縦走中に疲労により行動不能になったということです。
女性は警察の指示に従い、その場に留まりビバークして一晩を過ごしたということです。
警察は、経験や体力にみあった登山計画を立てるとともに、装備品など事前の準備をしっかりした上で登山してほしいと呼び掛けています。
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