風林火山 長野しまんりょ店・長野市
長野市の飲食店が店先で総菜の無人販売を始めました。新型コロナウイルスの影響を受ける農家など、仕入れ先への応援の思いも込められています。
揚げたての山賊焼きに、野沢菜やホルモンの天ぷら。長野市の飲食店・風林火山です。
テイクアウトの準備ではなく、店の外に並べます。2月から始めた総菜の「無人販売」です。店内よりも100円ほど安くなっています。
行き交う人の注目も集めています。
山賊焼きを購入:
「ここをたまに通るので、きょうは何かなと。この店で作ってあることがいいなと。自分ではやらないので」
現在もコロナの影響を受ける店。無人販売を始めたのは売り上げを伸ばすこと、そして仕入れ先の農家や精肉店を応援しようという思いがありました。
風林火山 長野しまんりょ店・古澤なおき店長:
「飲食店は補償があったが、仕入れ業者は補償がないということで大変な思いをしていて、何か自分たちもできないかと」
これまでよりも多めに仕入れた野菜や肉を総菜にして、無人販売するだけでなく、生の野菜や卵などもそのまま販売しています。
無人販売は午後2時から夕方まで。気温などを見ながら春の間は続けることにしています。
長野放送[/MARKOVE]