長野放送
長野県大町市は11日、移住者を対象に雪道運転の講習会を開きました。急ブレーキ、急ハンドルなど「急」がつく運転は事故につながることを学びました。
雪の上を走る車。急ブレーキを踏むと、タイヤが滑りすぐには停車できません。
教習所の指導員:
「けっこう滑るでしょう?(雪道では)車間距離は普段の2倍あけましょう」
こちらは11日、大町市が開いた雪道運転の講習会です。対象者は大町に移住して2年以内の人。雪道が初めてだったり、運転に慣れていなかったりする人が多いことから2年前から講習会を開いていて、11日は5人が参加しました。
教習所の職員から注意点を聞いた後は、実際に雪道を運転します。兵庫県から移住してきた宮崎さんと神奈川から移住してきた石間さん。雪道を走るのはこれが初めてです。
石間さん:
「ちょっと緊張しています」
宮崎さん:
「怖い、走れないと冬を越せないかなと」
初めての雪道、運転しながら鹿島槍スキー場へ―。
教習所の指導員:
「(雪道)スピードある状態でハンドル切ると、思いっきり滑ります」
駐車場ではブレーキの利き具合も確かめました。
教習所の指導員:
「ブレーキを踏んでから止まるまでの距離は長くなるんですよ」
雪道で重要なのは「急」のつく発進やハンドル操作、ブレーキをしない。車間距離を普段の2倍以上とることなどです。
宮崎さん:
「対向車が来ると怖い、雪道が狭めだったので。でも速度を落とせばいいと教わりました」
石間さん:
「一定の速度を保った方が良いと聞いて、それも難しかった。もう少し練習しないとなと」
講習会は雪道初心者が対象でしたが、全てのドライバーが気をつけなければなりません。
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