裾花小学校(長野市・6日)
長野県内の多くの小学校は6日から新学期がスタートしました。長野市の裾花小学校は、今年度から県内で初めて「毎年クラス替え」を実施。児童たちは緊張しながら新たな友だちと顔を合わせました。
長野市の裾花小学校は6日が入学式。新入生75人が元気に登校しました。
新1年生:
「きんちょうする」
「たのしみ」
一方、在校生も6日はドキドキしながら登校しました。黒板に張られた名簿番号と座席表を確認して、自分の席に向かいます。
これまで2年に一度行っていたクラス替えを今年度から毎年実施。6日が新たなクラスで初顔合わせです。
先生(今年2月):
「毎年、クラス替えすることになりました」
2月に児童に伝えられた「毎年クラス替え」。県内では初の導入ですが、全国では主流です。
クラスや学年を超えた壁のない学校づくり。教師と児童の関係を固定化しないことなどが目的です。
初の試み、児童たちの反応は…
4年生:
「新しく一緒に勉強する先生とか、いろんな友達がいるからちょっと不安だけど、1年間、同じクラスで頑張っていきたいです」
「どんな人が一緒のクラスになるとか、どんな人と触れ合えるのかが気になっていました」
「友達とたくさん会えたり、(3年生時の)他のクラスの人とも一緒のクラスでよかった」
一方、教師は…
裾花小学校・4年2組担任・小林聖明先生:
「いろいろぶつかったりあると思うんですけど、1年間このクラスでよかったなとか、頑張ったなって思いを少しでも感じて(ほしい)」
裾花小学校・宮島卓朗校長:
「(クラス替えをした)全てのクラス回りましたけど、子どもたちと新しい担任の先生といい雰囲気で話しているのを見て、よかったと思った。学校は、先生たちがつくるわけではなくて、子どもたち、保護者、地域も一緒に学校をつくっていく、そんな1年になればいいなと思っています」
裾花小学校の新たな取り組みが始まりました。
長野放送[/MARKOVE]