長野放送
8日、長野県内で新型コロナウイルスに新たに111人が感染したことがわかりました。100人を超えるのは、およそ4カ月ぶりです。県は、感染者が激増している白馬村について、感染警戒レベルを「5」に引き上げました。
新規感染者は10歳未満から80代までの111人です。白馬村29人、長野市18人、飯田市17人、佐久市7人、佐久穂町5人、上田市・松本市で各4人、軽井沢町3人、東御市・御代田町・富士見町・松川町・小谷村で各2人、中野市・千曲市・大町市・安曇野市・伊那市・豊丘村・喬木村で各1人、また、県外居住者では、東京都4人、愛知県・栃木県・群馬県で各1人です。
飯田保健所管内の飲食店では、2つの店舗で「集団感染」が疑われるケースが発生しました。このうち利用者2人は両方の店舗を利用していて、あわせて20人の感染がわかりました。いずれも、接触者などの検査を調整しています。
1日の発表で100人を超えるのは、去年8月28日以来、およそ4カ月ぶりです。
今週、発表された新規感染者は275人。前の週の7倍以上になりました。
累計は9237人。療養中は286人でこのうち重症は1人、中等症は18人です。
阿部守一知事:
「(白馬村は)県としての最高の感染警戒レベルに引き上げて対策を行っていく」
県は、感染者が激増している白馬村について、県独自の感染警戒レベルを「5」に引き上げ、「特別警報2」を出しました。
飲食に起因している例や経路不明のケースが多く発生していて、知事は、「人と会う機会を減らし、普段会わない人との会食は控えてほしいと呼びかけました。
また、白馬村以外の北アルプス圏域と南信州圏域は「4」に引きあげ、「特別警報1」を出しました。
阿部守一知事:
「先手先手で対応を行っていきたい。改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いする」
長野放送[/MARKOVE]