資料:宝剣岳
長野県の中央アルプス宝剣岳を単独登山していて、今月4日から行方不明になっていた都内の40代男性が捜索4日目のきょう8日、発見、救助されました。
救助されたのは、東京都港区の47歳の男性です。警察によりますと、男性は今月3日に1泊2日の予定で千畳敷から入山し、4日に下山してふもとのバス停で知人と落ち合う予定でしたが、予定時間の午後3時を過ぎても現れませんでした。
男性は3日に一人で宝剣山荘に宿泊し、4日午前8時前に山荘を出発したことは確認されていますが、その後、連絡がつかず、警察や山岳遭難防止対策協会救助隊が行方を捜していました。
捜索から4日目のきょう8日、足跡を見つけ、上空から県警ヘリで探したところ、宮田村伊勢滝にある避難小屋の近くで手を振っている男性を発見しました。男性はその後、松本市内の病院に搬送され、治療を受けているということです。
男性は避難小屋にとどまっていたとみられ、警察は治療後に男性から詳しい事情を聞くとしています。
長野放送[/MARKOVE]