合格祈願切符で夢に向かう受験生を応援する下諏訪、岡谷両駅と観光協会
高校や大学など各種試験に挑む受験者や就職などで新生活を迎える人たちを応援しようと、長野県のJR下諏訪駅と岡谷駅、岡谷市観光協会が合格祈願切符「合格指定券」を制作した。各駅500枚限定の無料のオリジナルで、1月8日から両駅改札窓口などで発券を開始する。
同切符は4年前に下諏訪駅の駅員提案企画とし始まり、毎年アイデアを凝らして受験シーズンに合わせて発行。昨年からは岡谷駅と岡谷市観光協会と共同で企画、制作している。
切符は桜色で縦7センチ、横12.8センチ。本物の指定席券を模している。出発は両駅で、行き先は「目指す夢・希望駅」、車両は「輝く未来号」で指定席は「1号車1番A席」。注意書には「あきらめたら無効」「着駅は何回でも変更可能」と書いてある。
下諏訪駅の切符の裏には宮坂徹下諏訪町長と堀内圭三下諏訪駅長、岡谷駅の切符には今井竜五岡谷市長と有賀秀典岡谷駅長のメッセージを記載。市観光協会が用意した手よりの紅白シルク紐が取り付けられている。
堀内下諏訪駅長は「夢に向け発車し、一直線にゴールを目指す皆さんを応援したい」、有賀岡谷駅長は「コロナ禍の厳しい中で頑張っている皆さんの夢実現を少しでも応援できたら」と話している。
切符は1月8日から下諏訪、岡谷両駅と岡谷駅舎内観光案内所で無料頒布を開始。同11日からは岡谷市役所内観光協会窓口でも配布する。
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