長野放送
長野県須坂市の児童が8日、ホームセンターでスイーツを販売しました。スイーツは児童が育てたカボチャを使って、地元和菓子店が作ったどら焼きなどです。
須坂市の「綿半スーパーセンター須坂店」。
児童たち:
「いらっしゃいませ」
8日、須坂市立井上小学校の児童が販売したのは、バターどら焼きやプリンなどのスイーツ。すべてカボチャが使われています。
カボチャは今年、児童たちが学校の畑で栽培しました。9月に収穫したものを地元の人気和菓子店「おおば」に依頼し、バターどら焼きやプリンなどに商品化しました。
餅、和菓子処「おおば」・大峡智司店長:
「一生懸命、とにかくおいしいものを作ろうと。児童たちが企画したお菓子を売るのは、とてもいいことだと思います」
記者がどら焼きを試食…
(記者リポート)
「カボチャの濃厚な味にバターがすごく合っています」
児童と和菓子店のコラボ商品は大人気。約1時間半で用意していた300個が完売しました。
訪れた客:
「(児童が)販売までして、受け答えもしっかりして、おいしそう。すごいなと思いました」
「とても子どもたちの思い出に残ると思います」
児童:
「自分たちで育てたカボチャがお菓子になってうれしかった」
「いろいろ大変だったけど楽しかったです。やったかいがあったって思いました」
商品は今月18日から25日まで「おおば」の店頭でも販売する予定です。
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