御柱祭(2016年)
新型コロナウイルスの影響で来年春の「諏訪大社御柱祭」も変わります。感染対策として参加者には原則、ワクチン接種とマスク着用を義務付けます。
数えで7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭。
木遣りも木落としも、祭りの参加者は常にマスクを着用することになります。大総代でつくる上社と下社の実行委員会が、新型コロナ対策のガイドラインを発表しました。
参加者はワクチン接種を原則とし、未接種の場合、抗原検査と72時間前までのPCR検査「陰性」が条件となります。
県が発表する諏訪圏域の警戒レベルが「4」以上の場合は、柱はトラックなどで運び、注目の「木落し」も実施しません。
規制は観客にも及び、諏訪圏域以外の人には立ち入りや観覧の自粛を求めるほか、観覧席については別にガイドラインを定めることになりました。
上社御柱祭安全対策実行委・池田政光大総代:
「安全が第一ということを踏まえてやむを得ずの判断です。非常に残念です」
御柱祭は、来年4月2日に上社の山出しで幕開けし、5月に里曳きが行われます。
長野放送[/MARKOVE]