長野放送
長野県小谷村の魅力を詰め込んだ弁当です。監修したのはテレビでもおなじみの「ミシュランシェフ」。弁当は栂池自然園の入園とセットで販売され、コロナ禍で落ち込む観光業の挽回につながればと期待されています。
「おたり野豚」の生姜焼きに名物の「小谷漬」も。彩り豊かなこちらの弁当、名前は「Otari弁当」です。
監修したのは、3年連続でミシュラン一つ星を獲得しているレストラン「sio」のオーナーシェフ、鳥羽周作さん(44)です。
Otari弁当を監修・鳥羽周作シェフ:
「今回、小谷村に行かせていただいてポテンシャルを感じたことで、自分が食でおいしくすることで価値を最大化できるんじゃないかと思って」
9月1日からの販売を前に都内で記者発表会が開かれました。弁当は小谷の食文化を発信するだけでなく、コロナ禍で落ち込む観光業を盛り上げようと、栂池自然園の入園とセットで販売されます。
鳥羽シェフは小谷村に足を運んで、自然や食文化に触れて弁当をプロデュースしました。
Otari弁当を監修・鳥羽周作シェフ:
「おたり野豚という脂身の部分が甘くておいしいものを、みんな大好きな甘じょっぱい味付けにしまして、なおかつ酢飯の食感に小谷漬けを刻んで入れることで納得のいく出来になった」
Otari弁当を監修・鳥羽周作シェフ:
「めっちゃおいしいですよ。小谷漬けのアクセントもいいし、野豚がめっちゃおいしい」
村長は…。
小谷村・中村義明村長:
「小谷を味わっているという感じがします。新小谷名物の最高峰にいくんじゃないかと思います」
栂池自然園の雄大な景色を眺めながら味わう鳥羽シェフの弁当。前日までに予約が必要で値段は入園料込みで1人5千円。1日20食限定で9月いっぱい販売されます。
Otari弁当を監修・鳥羽周作シェフ:
「頂上に着いて食べるお弁当としては、最高の感動体験になるように設計してあるので、お弁当と風景とともに楽しんでもらえたらうれしい」
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