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NBS長野放送
10日、長野県飯山市と栄村の小学生が、地元の伝統の和紙「内山紙」で卒業証書をつくろうと紙すきに取り組みました。
紙すきに挑戦したのは、飯山市の泉台小学校と栄村の栄小学校の6年生13人。飯山の伝統的な和紙「内山紙」で卒業証書をつくります。
飯山周辺の小学校で20年ほど続く恒例行事です。
児童:
「上下や横に揺らす作業が難しかった」
350年以上の歴史があり、国の伝統的工芸品にも指定されている内山紙。丈夫で、通気性に優れています。農家の冬の副業として盛んに行われてきましたが時代と共に生産者は減り、戦後約100軒あった工房は1軒だけになりました。
阿部製紙・阿部拓也さん:
「伝統工芸を知ってもらいたい。外に出た時に自分の地元には、こんなものがあるんだと感じてほしい」
すいた紙は、2日間ほど乾燥させてから、学校に引き渡すということです。
児童:
「一つ一つの動作に重みを感じた。これが自分の卒業証書になるんだと」
「(完成が)すごく楽しみ。自分が作った紙に名前や小学校名が書かれることが誇らしい」
郷土愛を育む「卒業の証」です。
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