長野市の加藤久雄市長が10日、任期を終え退任しました。高齢者の健康や活躍などに尽力した加藤市長。最後は代名詞ともいえる「元気玉」を繰り出し市役所をあとにしました。
職員や市民らに見送られ、長野市役所をあとにする加藤久雄市長。10日が任期最終日でした。
長野市を元気にすると訴え、2013年に70歳で初当選。
加藤市長と言えば…
長野市・加藤久雄市長(当時):
「え~いっ、ドカーン!ドカーン!ドカーン!」
「元気玉」のパフォーマンスはすっかりおなじみとなりました。
退任する加藤久雄市長:
「『何であんな、ばかなことやっているんだ』と言われたこともありますけど、(先日も)子どもから『市長、元気玉やってください』と言われまして、元気玉が市民に浸透してきているかなと」
高齢者の虚弱・フレイル予防に力を入れ自らも毎朝、自宅から市役所までの1.5キロをジョギングで登庁。「ディスコ」イベントなども開催してきました。
また、民間出身の加藤市長は「市民はお客さま」と行政サービスの充実にも取り組み、子育て支援拡充のため「子ども未来部」も新設しました。
2期目は台風19号災害の復旧・復興、新型コロナの対応に追われました。
コロナと台風19号からの復興を祈り、毎朝エールを送る…
長野市・加藤久雄市長(当時):
「コロナに負けるな!災害からの復興だ!頑張れ、頑張れ、長野!」
退任式で職員に…
退任する加藤久雄市長:
「やり終えたという、晴れ晴れしい気持ち。(職員は)台風災害、コロナの状況を見ても的確に動いてきている。どんな状況になっても長野市は対応できる体制ができてきたと自信を持って言える」
長野市に元気を吹き込んだ2期8年。バトンは荻原健司さんに託されます。
最後に…
退任する加藤久雄市長:
「長野市のご発展をご祈念いたしまして、私の元気玉をさしあげたいと思います。え~いっ、ドカーン!ドカーン!ドカーン!」
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