公開されたニホンライチョウ(大町山岳博物館・長野県大町市)
長野県大町市の大町山岳博物館の付属園では、およそ2カ月ぶりに国の特別天然記念物、ニホンライチョウの公開が再開されました。
大町山岳博物館の付属園では環境省の事業の一環としてニホンライチョウを9羽飼育しています。
このうち7月下旬に長野市の茶臼山動物園から受け入れたオスとメスの2羽の公開がきょう22日から始まりました。
付属園では、他の個体がひなをふ化させるため、7月11日から休園していましたが、この2羽が新しい環境に慣れたことから、およそ2ヵ月ぶりに公開を再開しました。
また、園内では7月に生まれたひなの様子をモニターで見ることができます。
大町山岳博物館・栗林勇太学芸員:
「首をひっこめてお饅頭のように丸くなる姿とか、首を伸ばして周りを見る様子。いろんな姿を通して、身近に感じてもらえれば」
公開は、午前9時から午後5時までです。
長野放送[/MARKOVE]