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長野放送
5日の大雨で土石流が起きた長野県茅野市。住宅の被害は全壊8棟など合わせて64棟にのぼることがわかりました。会社と実家が全壊となった男性が7日、初めて実家に戻り「もうここに帰ってこれないかも」と肩を落としました。
2階部分まで土砂に埋め尽くされた住宅や倉庫。住宅内も一面泥で埋め尽くされ、冷蔵庫などが倒れています。
茅野市宮川高部地区で造園会社を営む池田賢一さん。災害発生後、初めて会社と隣にある実家を確認しにきました。
池田賢一さん:
「あぜんとした。もうここに帰っってこられないかと思うと切ない」
5日夜、地区を流れる下馬沢川の上流で土石流が発生。市によりますと2カ所の砂防堰堤が土砂などで埋まり、乗り越えた土砂がさらに下流にまで押し寄せました。
池田さんの造園会社と実家は川沿いにあり、地区で最も上流側にありました。5日は、ちょうど実家に戻っていましたが、午後7時ころ家族7人で夕飯を食べていた時に異変に気付き、慌てて親せきの家に避難したということです。
池田賢一さん:
「ガシャーンとすごい音がしたので『みんなすぐ逃げろ』と。外を見たら道が石や木で散乱していて、自分たちの命が(このままでは)大変なんで下まで下がっていった」
造園会社と実家は土砂や木が流れ込み「全壊」となりました。また、敷地も泥で埋め尽くされました。
池田さんは家族全員が無事だったことにほっとしつつ、今後、何年かかっても会社を復旧させたいと話しています。
池田賢一さん:
「きれいになるまで半年から1年くらいかかるのかなと。住宅は二の次でも会社が復活できるようにしていきたいなと」
市によりますと、茅野市の住宅被害は全壊8棟など合わせて64棟にのぼっています。
長野放送[/MARKOVE]