「お菜とりツアー」(長野市中条 11月19日)
冬の訪れを告げる恒例イベントです。長野市中条で野沢菜を自分で収穫して購入する「お菜とりツアー」が19日から始まり、早速、多くの人が訪れていました。
白く色づいた北アルプスを望む長野市中条の野沢菜畑。毎年恒例の「お菜とりツアー」が19日から始まりました。
ツアーは30年以上この時期に行われていて、野沢菜を好きな量だけ収穫し、購入することができます。
計量など毎年好評のイベントですが、人気の理由はなんといってもその「安さ」です。
小林幸繁さんの畑では1キロ50円で販売しています。19日も県内外から多くの人が訪れました。
上田市から:
「毎年、60キロぐらい(収穫する)。主に漬物。年明けてしばらくたつと、炒めて一品に。明日くらいまでには漬けこんじゃうかな」
新潟・糸魚川市から:
「十何年来てます。(食べた時に)繊維が残らない。やわらかいですよ」
もちろん、野沢菜の味も格別です。標高800メートルで寒暖差が大きいため、柔らかく育ち、味も濃いということです。
小林野沢菜園・小林幸繁さん:
「今年は(日中の)気候が暖かかったもんで、たくさん伸びて、たくさん出ている、とても全部は収穫できないくらいたくさんある。自由に取っていって、自分の漬け方で味をつけてもらって、冬中食べられることが一番いい。やっぱり(標高が)高いところじゃないとおいしくない」
「お菜とりツアー」は中条の4カ所の畑で12月中旬ごろまで行われる予定です。
(※野沢菜完売次第終了)
長野放送[/MARKOVE]