「満蒙開拓青少年義勇軍」展(青少年義勇軍が見た満州ー創られた大陸の夢)長野県立歴史館・千曲市
戦時中、旧満州に渡って多くの犠牲を出した「満蒙開拓青少年義勇軍」の企画展が千曲市の県立歴史館で始まっています。
旧満州・現在の中国東北部の畑で笑顔を見せる少年たち。
県立歴史館で始まった「満蒙開拓青少年義勇軍」展に写真や資料140点余りが展示されています。
14歳から18歳が対象の「義勇軍」には、県内から全国最多の6600人が参加し、終戦時のソ連参戦でおよそ2割が犠牲になったとされています。
県が市町村に配った「割当表」には、目標人数に対する不足分が赤い字で示され、「国策」として進められた背景が見て取れます。
見学した人:
「ああいう戦争は二度と起こしたくない」
満蒙開拓の悲劇とともに忘れてはならない歴史を伝える企画展は来月(8月)22日まで開かれています。
長野放送[/MARKOVE]