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変異ウイルス・デルタ 提供:国立感染症研究所
長野県は15日、感染力が強いインド由来の変異ウイルス・デルタに1人が感染していたことを発表しました。また、1人から「デルタ」の疑いのある変異ウイルス「L452R」が検出されました。一方、きょうの新型コロナウイルスの新規感染者は1人です。
これまでに県内で確認された「L452R」の陽性者を国立感染症研究所でゲノム解析した結果、1人から「変異ウイルス・デルタ」が確認されました。県外への往来歴があったということです。県内で「デルタ」が確認されたのは2人目です。
また、これまでの新型コロナ陽性者をスクリーニング検査した結果、1人が「L452R」に感染していたことがわかりました。感染が判明したのは、県外の40代男性で海外滞在歴はなく、不特定多数との接触はないということです。県内で「L452R」が確認されたのは、これで9人目です。
県内でこれまでに「L452R」が判明した人は、全て県外由来とみられています。首都圏では、急速に置き換わりが進んでいて、県は、「感染拡大地域への訪問はできるだけ控えてほしい」と呼び掛けています。
また、きょう15日の新型コロナの新規感染者の発表は1人です。小諸市の40代女性で現時点で感染経路がわかっていません。
県内の感染者の累計は5071人。入院中は20人で重症は0人、中等症は2人です。
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