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豊丘村・下平喜隆村長(11月9日)
長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で8日、土砂が崩れて作業員がけがをしました。岐阜県で死亡事故が起きたばかりで、下平村長はJR東海にあらためて安全対策と迅速な情報提供を求めました。
午後4時半、豊丘村役場をJR東海のリニア中央新幹線工事事務所の担当者が訪れました。崩落事故の説明をするためです。
事故があったのは「伊那山地トンネル」の本坑を掘るための作業用トンネルで、坑口から200メートル入った所です。
8日午前8時過ぎ、向かって左側の掘削面が縦5メートル、横6メートルに渡って崩れました。現場の作業員8人の内、1人の右足に土砂が当たり、軽いけがをしました。
リニアのトンネル工事では先月、岐阜県中津川市でも崩落が起き、作業員1人が死亡しました。
掘削面の表面が剥がれる「肌落ち」と呼ばれるもので、豊丘村でも同じ現象が起きたと見られています。
豊丘村・下平喜隆村長:
「中津川の事故があったばかり。『またか』と残念ではあった。しっかりした安全対策をさらに深めるよう申し入れたい」
役場にJRから一報が入ったのは発生から4時間後の正午過ぎでした。
9日夕方、豊丘村役場での30分余りの説明後、JR東海側は取材には答えませんでした。
村によると「大変に申し訳なかった」と謝罪があり、「担当者が不在で連絡が遅れてしまった」と話したということです。
豊丘村・下平喜隆村長:
「まずは地元については第一報、即座にまず連絡(欲しい)。それから次の対応に向かえばいい。そのための仕組みづくりを申し込んだ」
JR東海は「原因を調査し再発防止に努める」として、安全対策を取るまで、事故現場の掘削を中断しています。
現場の対策はもちろん、迅速な情報提供も求められています。
長野放送[/MARKOVE]