旧軽銀座通り(軽井沢町 7月12日撮影)
感染者が急増している東京都には、12日、4度目の緊急事態宣言が出されました。客足が戻りつつあった軽井沢のホテルでは、すでに予約のキャンセルが出ていて、今後の影響を懸念しています。
東京から多くの観光客が訪れる軽井沢。自粛の反動や高齢者を中心にワクチン接種が進んだこともあり、客足は回復傾向でした。
しかし、再び東京都で感染者が増加。12日から来月22日まで緊急事態宣言が出ました。
東京から:
「東京でずっと『自粛生活』だったので、少しだけリフレッシュしようと」
「(宣言中に旅行)ちょっと申し訳ない感じがあるかな…」
こちらのホテルも夏の観光シーズンの予約は好調で、コロナ感染拡大前のおととしの水準まで戻っていました。しかし、宣言が出たことで70件近くキャンセルとなりました。
旧軽井沢ホテル音羽ノ森・鈴木健夫社長:
「一番の繁忙期を迎えるときに緊急事態宣言が出てしまったかと。なんとなく予測はついていたが非常に残念」
軽井沢旅館組合は夏のシーズンに安心して客に来てもらおうと、先月から従業員を対象にワクチンの職域接種を進めてきただけに落胆は大きいようです。
旧軽井沢ホテル音羽ノ森・鈴木健夫社長:
「(安心して客を)迎えられる態勢を進めたにも関わらず、お客さんが減ってしまうと残念な思い。早く感染者数が減って、一日でも早く緊急事態宣言が外れることを祈っている」
長野放送[/MARKOVE]