長野放送
1週間にわたり全面通行止めが続いていた長野市の国道19号線について、国は14日から片側交互通行にすると発表しました。
今月6日、長野市篠ノ井小松原で発生した地滑り。国号19号線も1.5キロの区間が全面通行止めとなり、住民生活に大きな影響が出ていました。
しかし、13日…。
長野国道事務所・畦地拓也副所長:
「あす朝6時に国道19号を片側交互通行に移行させていただく」
応急工事が終わったとして国道事務所は、14日から片側交互通行にすることを発表しました。通行可能な時間は午前6時から午後9時まで。
地すべり箇所に設置した伸縮計に動きがみられた場合などは、再び全面通行止めにするということです。
国道沿いの「道の駅 信州新町」。長野市街地方面から行くには、狭いう回路を通り時間も余計にかかる状況でした。
このため客足が減少。この1週間、売り上げは例年の半分まで落ちました。
そこで…。
「道の駅 信州新町」・小林久一駅長:
「(道の駅の)そば信のお弁当」
道の駅は、13日からTOiGO広場で毎週火曜日に開かれる「長野銀座にぎわい市」で出張販売をスタートさせました。
「道の駅 信州新町」・小林久一駅長:
「(通行止めは)本当に大打撃。少しでも売り上げを補う」
道の駅の人気そば店「そば信」の天丼に地元パン店のあんぱんや牛乳パンを販売します。
利用客:
「いま行かれないから…。いつもおそばを食べに行くから、早く良くなって普通に戻ってもらいたい」
影響が大きくなっていた中での全面通行止め解除の朗報。道の駅信州新町の小林駅長は「ほっとした…」と話しています。
ただ、今後もいつ通行止めになるかわからないとして当面、出張販売を続ける予定です。
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