長野放送
大気の状態が不安定で連日、局地的な大雨が降っています。11日は長野市の一部でひょうも降り農作物にも被害が出ています。
11日午後1時過ぎ、長野市南部で激しい雨が。「ひょう」も降りました。
（記者リポート）
「こちらのぶどう畑のぶどう、きのうのひょうの被害で、ひょうが当たった部分が傷ついて茶色く変色してしまっています」
松代町のブドウ畑。農家がひょうで傷ついたブドウの実を取り除く作業に追われていました。およそ3000袋のブドウを栽培していますが、3割程が被害にあったということです。
農家：
「（ひょうの被害は）初めてだから、50年近く（ブドウ栽培を）やっているけど。せっかく今まで手入れしてきて、残念。どうしようもない」
松代町や若穂地区ではリンゴなどにも被害があり県が現在、確認しています。
また、強い風も吹き農産物直売所のテントが風で飛ばされ、建物の一部が壊れる被害も出ました。
大気が不安定な状態はしばらく続き、今後もゲリラ雷雨、ひょう、突風に注意が必要です。
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