信州サーモン
長野県のブランド「信州サーモン」の稚魚の出荷が始まりました。輸入サーモンの高騰やG7外相会合のメニューに取り入れられたことなどで注目を集めていて、今年(2023年)は去年より多い出荷を見込んでいます。
【動画で見る】「信州サーモン」稚魚の出荷始まる ウクライナ侵攻で輸入サーモン高騰…代替品として注目 G7外相会合の夕食会のメニューにも
信州サーモンの稚魚
水槽の中を泳ぐ小さな魚。長野県の水産試験場が開発した「信州サーモン」の稚魚です。
きょう(5月16日)から養殖業者への出荷が始まりました。
安曇野市の水産試験場で2022年11月に孵化し、体長6センチから7センチほどに育っています。
アメリカのバイデン大統領と岸田首相の夕食会 2022年5月 提供:内閣広報室
県のブランド信州サーモンは今、注目を集めています。
ウクライナ侵攻により輸入サーモンが高騰し、代替品として全国の飲食店で取扱いが増えています。
アメリカのバイデン大統領と岸田首相の夕食会の一品 提供:八芳園
さらに、2022年に来日したアメリカのバイデン大統領と岸田首相の夕食会や、4月のG7軽井沢外相会合でもメニューに取り入れられ知名度が上がっています。
G7軽井沢外相会合でもメニューに 2023年5月 提供:軽井沢プリンスホテル
このため、今年(2023年)は去年より約3万尾多い40万尾の出荷を見込んでいます。
県水産試験場・星河廣樹さん:
「飲食店、観光でも客が戻っている雰囲気が出ている。客の口に届けられるように県としても努力していきたい」
稚魚は、今後3年ほどかけて体長50センチほどに育てられる
稚魚は、今後3年ほどかけて体長50センチほどに育てられ全国の飲食店で提供されます。
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