チームオリジナルのニンジンジュースをボランティアグループ「まほうのおなべ」に贈るVC長野の笹川星哉GM(左)
長野県南箕輪村を拠点にバレーボールVリーグ男子1部で戦い、チームを挙げて農業にも取り組む「VC長野トライデンツ」は13日、子どもらに食事の提供をしている村のボランティアグループ「まほうのおなべ」にオリジナル商品のニンジンジュース「縁人」を贈った。温かな善意にグループのスタッフは感謝。早速子どもたちに振る舞った。
この日は、VC長野ゼネラルマネジャー(GM)の笹川星哉さん(38)が、グループが活動する村公民館を訪問。選手やファンも関わって育てたニンジン「アロマレッド」を100%使用したジュース720ミリリットル入りを24本届けた。
「チームとサポーターを結ぶという思いでネーミングしたジュース。ニンジンが苦手という子もいると思うが、みんなで一生懸命作ったので味わってほしい」と笹川GM。まほうのおなべ代表の田中玲子さん=北殿=は「地元の野菜でのどを潤すことができ、子どもたちのビタミン補給にもなる」と喜んだ。
同グループは2018年に、子どもの居場所づくりにと有志3人で発足。現在は14人で活動し、コロナ禍で停滞もあったが今年3月からは月に2回、配食する場を設けて取り組んでいる。
この日のメニューはカレーで、訪れた親子らはドリンクとしてニンジンジュースに舌鼓。すっきりとした飲み口で「おいしい」と好評だった。
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