びんずる尊者像（2020年撮影）
長野市の善光寺から盗まれた「びんずる尊者像」は6日、寺に戻されました。警備態勢を検討後「しかるべき時期」に本堂に移すということです。
6日、善光寺に戻された「びんずる尊者像」。寺では点検を行い警備態勢を検討してから「しかるべき時期」に本堂内の元の場所に移すとしています。
「びんずる尊者像」が善光寺に戻る（4月6日）
びんずる尊者像は「体の悪い部分と同じところを撫でると治る」とされ、多くの参拝者に親しまれてきました。
盗まれてから丸2日間本堂にない状態が続いています。
参拝者：
「さみしいですね。（戻れば）毎日でも触ります」
「見たかったですよ」
一方、窃盗の疑いで逮捕された、熊本県の森本晋太郎容疑者（34）は「像があると地震や事件が起きる。埋めようと思った」などと供述していて、警察がさらに詳しい経緯を調べています。
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