資料 飯田警察署
長野県大鹿村のリニア中央新幹線のトンネル工事で落下した鉄製の防護板に指を挟み、20代の建設作業員の男性が左手の人差し指の骨を折る大けがをしていたことがわかりました。
事故があったのは、大鹿村大河原のリニア中央新幹線・南アルプストンネルの長野工区の現場です。
警察によりますと、3月24日午後6時ごろ、東京都八王子市の25歳の建設作業員の男性が高所作業車に乗り、防護板を設置していたところボルトが折れ、落下した防護板と高所作業車の間に左手を挟んだということです。
男性は左手指を骨折する大けがを負いました。
防護板は鉄製で、大きさはおよそ1メートル×70センチで重さは35キロあったということです。
男性は当時トンネルの中で1人で作業をしていたということです。
警察は3月27日に関係官庁から連絡を受け、捜査の結果、27日に公表したということです。
JR東海は取材に「事故があったのは事実。施工会社と共に再発防止に努めたい」とコメントしています。
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